ベースボールアドバイザーのチッキーです。
スポーツの世界は心・技・体と言われます。
高校野球でも最後の夏の大会で、大番狂わせがあることがあります。
これは「心」が関係しているのです。
試合はやってみないとわからない。
今回は野球に取り組む「心」についてのレビューです。
それではさっそくいってみましょう。
野球の神様は心の中にいる
少年野球から高校野球まで、見るからに実力の差があるにも関わらず本番の試合で下馬評が高い方が負けてしまうということがよくあります。
「野球の神様が味方してくれた!」なんてことを言いますが、本当に野球の神様っているのでしょうか?
ベースボールアドバイザーのチッキーは、野球の神様は「自分の心の中にいる」と思っています。
それではその心についてお話ししていきましょう。
野球の心・技・体最も大切なのは「心」
スポーツにおいて心・技・体という言葉がよく使われます。
・心は精神力。
・技は技術。
・体は身体。
どれも非常に大事なことです。
その中でも一番前にある言葉「心」は最も大切なものと考えます。
物事を行う時には「心構え」が必要です。
野球の練習や試合においても、この「心構え」があるのとないのでは全然違ってきます。
野球に対する「心構え」は「心が前」という考え
野球チームには色々なチームがあります。
指導者さんによってかなり変わってきますよね。
例えば、シューズやスパイクやバッグなどを一箇所にきれいに並べているチームや個々においているチームなど様々です。
形も大事ですが、やはりこれも「心」ですよね。
ものを揃えることも大切ですが、チームとしてみんな揃って心を一つにする「心構え」です。
さらにチームとしての考えが持てる「心が前」ということが必要になってくるのです。
小学生ではまだ難しいかもしれませんが、そういった自主性と主体性が備わってくると「心」も一つになってくるということです。
野球にも通づる自主性と主体性の違い
最近では指導者さんも「自主性を尊重して練習をしている」とか「うちは選手の自主性に任せている」といったことを言われる指導者の方々もおります。
一昔前の何でもかんでも「はい!」のイエスマンよりはずっといいかもしれません。
しかし、自主性とは言われたことを言われる前に自分で行うことです。
自主性だけだと少し足りないと思いませんか?
野球の試合で、言われたことしかできないとなるとそのあとに予想もしなかった場面に出くわした場合、何も対応ができなくなります。
自主性をさらに発展した主体性を身につけることです。
主体性とは、言われた以上のことを自ら進んで行う行為のことを主体性と言います。
自ら考え行動することによって、「心が前」に出てくると思いませんか。
野球の神様を味方にするには、心を合わせて一つのことに取り組むことが大切
小学生の時にはまだまだ主体性を身につけることは難しいです。
主体性が身についているチームであれば、個々の行動でもいいと思います。
しかしながら小学生ではまだまだです。
なので最初は皆で心を合わせて「あいさつ」をするとかランニングも足をみんなで揃えて心を一つにするとかということを子供達に学ばせるわけです。
それなのに形ばかりをいう指導者はそれができていないことだけを見てしまい、足を合わせること、声を合わせることだけを注意してしまいます。
決していいことではありません。
形だけ揃えても野球の神様は味方してくれません。
皆が心を一つにすることで練習に取り組む、道具を揃えることで皆の心が一つになるということを理解させることが大切なんですよね。
野球の神様は心を一つに「一心」が「一信」に変わっていくと微笑んでくれる
皆の心が一つになっていくと、一人一人を信じ、チームを信じ、指導者を信じ周りの応援してくれる人を信じて戦うようになります。
その心が一つになった時が、野球の神様が味方してくれることではないかと思います。
弱小チームでも強豪を倒すことができるスポーツ、それが野球です。
運が良かったツイていた、そんな言葉だけでは説明できません。
運もツキも味方にする「一心」が「一信」に変わっていくのです。
野球で大切なのは形よりも心
強いチームがこれをやっているから自分たちも同じことをする。
こういうことをすれば強くなる。
そんな形だけのことでは、いっときのものでしかなくなります。
物事に対する「心構え」が何をするにも「心が前」になってきた時が成長です。
大切なのは「心」です。
まとめ
弱小チームが強豪チームに勝ったり、甲子園の予選でも番狂わせがあったりというのは野球の神様が味方してくれることが往々にしてあります。
それは普段からの「心構え」が他のチームよりも「心が前」であるからです。
主体性が身につき心を一つになり「一心」から「一信」になった時には今まで以上の力を発揮するものです。
私もなんども経験いたしました。
チームのためにいつも自分の心を前に出して、何事にも主体的に取り組むことで野球の神様は味方してくれることでしょう。
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創成館高校硬式野球
17歳
ピッチャー
右打者
はじめまして藤川力也です
高校入ってピッチャーしてますが!
ここぞとばかりのとこで怪我をしてしまいます
今回は19日から開幕します春の選抜甲子園に出場します
九州大会ではメンバーにはいり3試合ともリリーフで投げました
その後肩を痛め練習もできず!
今週土日で投げれなかったらメンバー諦めろ!と監督さんから言われました
今痛み治まっており明日治療しに行きます
土日投げます
甲子園の土踏みたいです
メンバー入れますか?
野球の神様お願いします
藤川様
センバツは無観客でも開催してほしいですね。
その前にメンバーに入るか入らないか?
肩の故障により投げられない日々が続いていたのは、オフに体づくりを行えたいい機会だったのではないでしょうか?
メンバーに入ることはとても素敵なことですが、その先の野球人生の方が藤川くんにとっては大切なはずです。
私も大学野球を経験しました。
神宮球場でプレーをし、先輩や同期、後輩や同じリーグに所属しているチームからはたくさんプロに入っていました。
藤川くんもこの先も野球を続ける思いはあるのではないでしょうか?
夏のチャンスもまだあります。
大学野球や社会人、プロ野独立リーグの道もあります。
九州大会で投げる投手ですから、必ず実力はあるはずです。
怪我をしたことを悔やむのではなく、その先にある夢や目標を明確にしてください。
その途中が今なのです!!!
野球をなぜやっているのか、なんで高校野球をしたのか女子なのになぜ野球なんかしたのかそれが今でもわからずに野球をしています。あなたが野球をやっていたときに頑張ってこれた理由は何か教えて欲しいです!15歳です!
中野悠万様
野球をなぜやっているのか?
私の結論から言うと、好きだったからです。
仲間と一緒の夢を追うこと。
仲間と一緒に過ごすこと。
勝つ喜び、負けて悔しい思い
それらが理由でした。
でも、悠万さんは女子で高校野球部なんですよね?
私と一緒の気持ちではないと思います。
上記の私の野球をやっている理由は、断片的で
本当の理由は、親の喜ぶ姿が嬉しかったからだと今では思います。
私は今でも選手には
この様に言っています。
ここから
あなたは目標を達成するために
「頑張ります」と言っていない
でしょうか?
そして行動に入るときも
「試験に合格しなければ」と肩に
力を入れていないでしょうか?
でもその「頑張る」は、あまり
長く続けられない性質のものです。
自分に対して、もしくは家族や
組織、場合によると社会に対する
義務感から来ていて、しかたなく
やっているものと、あなた自身の
脳は判断してしまいます。
「頑張る」ときの皆さんの顔は
こわばり、奥歯を噛み締めている
でしょう。
昔のスポ根ドラマではよく
「歯を食いしばれ!」と
言っていたらしいです。
でもこれは、ずっと自分に
ストレスを与えているのと
同じことなので、続きません。
どこかで折れてしまいます。
ドラマだと、そういう浮き沈みが
見せ場として必要なのだろうけど、
正直いっていりません。
やればやるほどストレスになり、
やればやるほどトラウマになって、
ひどい時はうつ病になってしまう
こともあります。
それでは続けられるわけが
ありません。
私たちがあなたにオススメして
いるのは同じ「がんばる」でも
「顔晴る」と書くものです。
達成するための行動には
変わりなくても、笑顔が出て
ニコニコして、やっているうちに
楽しくてワクワクしてきます。
将来に対して、夢に対して、
目標に対して顔を上げて向かって
いくから、顔が晴れると書いて
「顔晴る」。
楽しかったら、誰にでも
続けられるでしょう。
いかに、顔が晴れた、
ワクワクした状態で取り組むか、
の問題です。
「やらなければ」ではなく
「やってみる」。
「自分だったらできる」。
そう思って取り組めば
「頑張らなくても」続けられるのです。
こんな話をしています。
心の支えがあるからこそ、顔晴れるのです。
私の知人も女子野球の監督(甲子園にも出たことがある)をしています。
男子とは全く違う環境だそうです。
悠万さんは、もっと違う環境なんですよね?
参考になれば幸いです。
「顔晴れ!!!』