ベースボールアドバイザーのチッキーです。


子供の頃は、遊びが野球だったけど今は野球ができる広場もないですよね?


この時代に、野球をする子供たちにとって大事なこととは何か?


そのことについて、考えてみました。

野球というスポーツ



野球はホームベース、1塁、2塁、3塁のベースがあり、より多くホームベースを踏んで得点し、最後に得点の多いチームが勝利するスポーツです。


私が小さい頃は、近所の空地で三角ベース(ホームベースと1塁と2塁の三角)でよく遊んでいました。


人数がいなくて三角ベースができない時は、ホームベースと1塁だけのゲーム!


ゴムボールなので走っている時に、ランナーの身体のどこかに当てたらアウト!


って、いうルールです。笑


それでもみんな楽しくて、日が暮れるまで遊んでいたものです。


ですから知らないうちに、野球の大元になるルールというものは覚えていったと思います。

現在の野球環境



しかし、現在は公園も空き地も少なく、公園や小学校の校庭でボール遊びは禁止という所も多く、三角ベースどころじゃありませんよね!


それに比べサッカーは、ボールを蹴る遊びとしてはそんなにスペースもいらないということで非常に人気があります!


野球人口がどんどん減っている状態が手に取るようにわかります。


野球にはグラブやバット・スパイクとユニフォームが必要です。


ルールも細かい事をあげれば沢山あります。


難しいと思う技術やルール、道具やユニフォームを揃えるという経済的な問題。


それに野球が出来る場所の問題があります。


それでもプロ野球やメジャーリーグ、日の丸をつけたJapanの試合を見るたびに皆が応援しちゃいますよね。


どのスポーツにも魅力がある事はわかっています。


でも野球は歴史があって、皆に愛されているスポーツだという事は間違いないと思います。


ルールを知らない人たちでも、高校野球やプロ野球、メジャーリーグに日の丸Japanはみんなが注目するスポーツです。

野球の楽しさ面白さ!



その中で活躍している選手を見て、将来自分もあんな風になりたいとか。


三角ベースやTボール、初めてキャッチボールをしたり打ってみたりして楽しかった事。


試合でヒットを打ったり、ナイスプレーをして褒められたり。


みんなで戦って勝った喜び。


仲間と一緒にいる時間が好きで野球をしている子もいるかもしれません。


ほんの少しの成功体験や、楽しさ。


みんなで分かち合える喜び。


自分が活躍しなくても、試合に出られなくてもチームの仲間と一緒に過ごせる時間が大切に思う気持ち。


これが野球の面白さではないでしょうか?

少年野球の基本って何?


って、聞かれると、私は野球の楽しさを教えてあげることだと思います。


楽しさ、面白さを知らない子供たちに、ボールの握り方はこうだ。


バットの振り方はこうだ。


投げ方・補球の仕方はこうだ。


と、指導した所でそれはただやらされているだけであって、本当に好きで上手になりたいと思ってやっているわけではないので、当然上達のスピードは遅いでしょう!!!


ボールの握り方も鷲掴みで投げたっていいと思うんですね!


それで狙った所に行けばいいし、それなりのスピードで投げられるんだったら変えることもないと私は思います。


自分が成長して、もっとこうなりたいんだけどどうすればいいか考えられるようになったら、こうやって握った方が投げやすいんじゃないかとか、こういう風にバットを振った方がいいんじゃないかとアドバイスできますよね?

 


でも、小学生低学年やまだまだ体のできていない小学生にそうなってもらおうというのは難しいから、こうやるんだ!!!


と、なってしまう現実もわかります。

少年野球指導者の現実



私も少年野球やリトルリーグを指導しに行く時がありますが、指導者さんの苦労は本当によくわかります。


考えてやっている子もいれば全く考えないでやらされている子。


自分が上手くなろうとして練習している子もいれば、親に無理矢理連れてこられてやらされている子。


負けてばかりいると、楽しさをわかってもらえなくなるという意味で、勝ちにこだわりすぎて指導が偏ってしますチームなどなど、色々です。


大会というものがある以上、勝つことを目的としてしまう少年野球は勝利至上主義になってはいけないと感じます。


楽しくやって勝てればそれに越したことはないけれど、そんな夢のようなことはなかなかできない。


現実問題、人を集めないといけないし、勝たないと人も集まらない。


それには子供たちに投げ方・打ち方・捕り方を優先的に教えてしまう。


こうやればある程度はこうなると経験上から導き出し、それを植え付けてしまっているような気がします。


練習時間は週に何日と限られている状況。


いかに短い時間で試合に勝てるようにするのか?


ほとんどの指導者がこういった考えに向かってしまう傾向も、わからないではない。

これから向かう方向



ただ、野球を好きで少年野球を終わってからも次のステージで野球を続けていく可能性のある子どもを、多く育てて行って欲しいと感じています。


少年野球は、挨拶や礼儀、道具を大切にする心、チームワーク、「ありがとう」と素直に言える、もっと野球がうまくなりたいという気持ち、指導者や親にリスペクトする気持ち等、これらのことを少しでも多く身につけて、次のステージに向かって欲しいと思います。


野球の経験がない親御さんでも、経験のある親御さんでも子供が野球だけではなく普段の生活でも野球を通じて人間性を養える環境にして欲しいですね。


技術的なことはこれからブログで取り上げていきますね。


↓ ↓ 無料相談部 ↓ ↓

チッキーに無料で相談してみる