ベースボールアドバイザーのチッキーです。
毎年ドラフトの注目選手がいますが、今年の注目選手はやっぱりこの選手ですね。
中日ドラゴンズドラフト1位の根尾選手です。
自主トレで右ふくらはぎを痛め2軍スタートとなりましたが、あの技術ならすぐに1軍ではないでしょうか?
今回は根尾選手のキャンプ練習をレビューしました。
それでは早速行ってみましょう。
根尾選手ブルペン入り
本物の投手を体感するには理由がある
根尾選手がこの日、ブルペン入りをした。
と、いってもピッチングをする訳ではなかったのですが。
高校時代は内野も外野もピッチャーもこなせるマルチプレーヤーだった根尾選手。
プロの世界では今の所、ショート一本で行くらしい。
では、なぜブルペン入りしたのか?
答えは「生きたボールが見たかった」ということです。
この生きたボールが見たいというのが凄さですよね!!!
なぜ根尾選手がすごいのか?
ドラフト1位で世間から注目されていながら肉離れを起こし2軍スタートとなった根尾選手。
2軍スタートでも焦らずにコンディションを整え、順調に仕上げてきています。
関係者の間では「かえってスロースタートの方が良かったのではないか」という声も聞こえてきているそうです。
そんな根尾選手を三冠王を2度もとっている落合博満さんはテレビ番組でこんなことを言っていました。
落合氏
「京田と競争させるの? 昔話するけど、立浪(和義)が中日に入ってきたとき、宇野(勝)がいたんだよ。
星野(仙一)さんが立浪をショートで使うってんで、宇野がセカンドに行ったの。新人王を獲ったりしたんだけど、最終的に(立浪は)セカンドに行ったんだよ。
競争させて(ポジションを奪うの)はいいんだけど、与えるというのはどうなんだろうなって」と。
さらには、「俺だったらセンター守らせるけどな」
まさにオレ流!!!
根尾選手の二刀流
今やメジャーで二刀流の大谷選手ですが、根尾選手も二刀流でした。
その二刀流というのは、野球とスキーをやっていたんです。
しかもスキーでも全国優勝しています。
・野球も全国優勝
・スキーでも全国優勝
まさに二刀流!
ブルペンで生きたボールを見た根尾選手の感想
根尾選手はブルペンでバッターボックスに立った感想をこう述べています。
「生きたボールを見せて頂いて勉強になりました。今まで見たことがないような軌道の球でした」
コメントもプロって感じですね。
このブルペンで投球練習をしているピッチャーのボールを見ることは、アマチュアの選手でも非常にいい練習になります。
バッテイング練習のバッテイングピッチャーのボールは、どちらかというと打たせるために投げているボールです。
しかし、ブルペンのピッチャーのボールはバッターを打ち取ろうとして投げています。
ボールのスピードも、キレも、変化も試合そのものです。
バッテイングピッチャーのボールとは全然違うのです。
投げているピッチャーとしても、実際にバッターボックスに立って投げることは試合を想定できるのでどちらにもいい練習になります。
根尾選手のブルペン入りを見て感じたこと
高卒ルーキーのドラフト1位選手が怪我で出遅れている中,焦る気持ちを抑え冷静に今後のことを考えて練習している姿勢は、大物の予感を感じさせます。
アマチュアとプロのボールは全然違うので、早くプロのスピードと変化球の対応に取り組んでいると思われます。
高校時代のタイミングでどこまで通用するのか。
手元で微妙に変化するボールにどうやって対応していくのかを、虎視眈々と考えて練習に取り組んでいると思います。
今すぐにどうこうではなく、先のことを考えて取り組んでいる根尾選手は必ず球界を代表するプレーヤーになると思います。
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