今話題の「魚雷バット」ってなに?少年野球・高校野球でも注目の秘密に迫る!
最近、少年野球や中学・高校野球の現場で話題になっているのが「魚雷バット(ぎょらいバット)」というちょっと変わった形をしたバットです。名前を聞いたことはあるけど、実際にどんなものか分からない…そんな親御さんや野球少年・少女のために、この記事では魚雷バットの特徴やメリット・デメリット、使い方の注意点、そして選手にとってどんな効果があるのかを、分かりやすく解説していきます。
魚雷バットとは?見た目が特徴的!
魚雷バットとはその名の通り、形が「魚雷(ぎょらい)」のような円筒形で、太くて先端までほぼ同じ太さのバットです。一般的なバットは先が太くてグリップ側が細くなっていますが、魚雷バットは全体的に太く、まるで金属の筒のような見た目です。
このバットはアメリカなど海外でトレーニング用として使われていたものが、日本でも最近注目され始め、2023年の夏ごろから高校野球の練習に導入するチームが増えてきました。現在では少年野球や中学野球でも導入するチームがちらほら出てきています。
魚雷バットのメリット(良い点)
芯でとらえる技術が身につく
芯を外すと「手がしびれる」感覚が明確に伝わるため、自然と芯を意識したスイングが身につきます。
ミート力・打撃精度がアップ
芯でとらえる練習を続けることで、当てる打撃から「狙って打つ打撃」へと進化します。
スイング軌道が安定する
正しい軌道でないとバットが上手く動かないため、スイングの改善に役立ちます。
魚雷バットのデメリットと注意点
実戦用ではない
魚雷バットはあくまでトレーニング用です。試合では使えません。
小さい子どもには重すぎることも
小学生低学年にはやや重いため、ジュニア用モデルを選ぶようにしましょう。
フォームの確認が大切
間違ったフォームでの練習は逆効果になることも。正しい指導のもとで使いましょう。
どんな練習に使えるの?
素振り
毎日の素振りに魚雷バットを取り入れることでスイングの安定感が増します。
ティーバッティング
ミートポイントの精度を高めたいときにおすすめです。
トスバッティング
タイミングと感覚を磨くトレーニングとして有効です。
魚雷バットはどんな選手におすすめ?
- ミート力を上げたい選手
- 打球が飛ばないと悩んでいる選手
- スイング軌道を正しくしたい選手
- 力任せになりがちな選手
特に「振り回してばかりで当たらない」「当たっても飛ばない」という選手には最適です。
親として気をつけたいポイント
親御さんは、子どもが「無理な使い方をしていないか」「フォームが崩れていないか」を一緒に確認してあげましょう。動画で撮って見直すだけでも大きな効果があります。
まとめ:魚雷バットで可能性を広げよう!
魚雷バットは、ただの変わった形のバットではありません。スイングの質を高め、打撃力を底上げするための優れたトレーニングバットです。正しく使えば、少年野球・中学野球・高校野球すべてのレベルで大きな効果を発揮します。
ぜひ、お子さんの練習に魚雷バットを取り入れて、新しい可能性を引き出してみてください!
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