ベースボールアドバイザーのチッキーです。

メジャーリーグもキャンプインしましたね。

日本人でメジャー選手といえば、やはりイチロー選手!

今回はイチロー選手のキャンプインについてのレビューです。

それでは早速行ってみましょう。

イチロー19年目のキャンプイン



マリナーズのイチロー外野手が、米アリゾナ州ピオリアでメジャー19年目、プロ28年目のキャンプインをしました。

マイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加しています。

メジャーロースター入りを目指す45歳は、練習を終えた後で「イチロー選手と呼ばれるのは気持ちいいわね」としみじみと話していたということです。

イチローのキャンプメニュー


キャンプ前日にはメディカルチャックを受けてから、アップ・バッテイング練習・キャッチボールを行うのがルーティーンとなっています。

キャンプ初日にはバッテイング練習で25本のスイングのうち5本を柵越えしていました。

2日目には、ライブBPと呼ばれるフリー打撃に登場しています。


ライブBPとは
米国球界の練習メニューのひとつで、英語では「Live Batting Practice」で、省略して「Live BP」と呼ばれています。
実戦形式で打者が打席に立つものの、基本的には投手が試合へ向けて調整する最終段階の意味合いが強く、規定の球数を投げることが最優先になります。
球団の方針にもよリますが、打者はストライクであってもスイングしなくてもいいケースもあります。


この日のイチローは、ライブBP全7球のうち1度だけスイングしたが、ファウルでした。

ちなみにイチローはこの練習は嫌いだそうです。笑

この後にはバッテイング練習をして25スイング中2本の柵越えをしていました。

メジャーは全体練習の時間が日本と比べれば半分以下です。

残りの時間は各自で足りないところを補うための時間に割あてるそうです。

新打撃フォームのイチロー


昨年までのバッテイングフォームから今のところは2点、変えているところがあると言われています。


・1つ目は、構えてからバックスイングに入る前にバットの先を一度投手側に向ける動作です。

・2つ目は、ステップする前に膝を曲げ、少し重心を下ろす動作です。

以前の動きでは、足踏みをするような動きでしたが今シーズンは両膝を少し曲げる(落とす)動きに変わっていました。

バットの動きに関しては、これまでもヘッドを下げたりしていますので、これから変わってくることもあるでしょう。

新打撃フォームについてはイチローは多くを語っていませんが、今までにない飛距離が出ているとのことです。

いい意味で期待を裏切るイチロー



昨年5月3日(現地時間)に選手登録を外れてからこのキャンプを迎えるまでの気の遠くなるような長い時間、そして長きにわたって強い気持ちを保ち続けることの難しさが凝縮されていました。

イチローはこう語っている
「それがある(復帰の可能性)ことで明確に、遠いですけど目標を持っていられるっていうのは大きなことです」と話したが、かといって9月までの5カ月、孤独を相手にしてきた。

 シーズンが終わって残した「できることは全部やった。1日(が終わって)帰る時にはもうくたくたでというのは、その日の目標でしたから。それをようやく……。そこだけを見れば完遂したということになるでしょうね」と言葉には、達成感さえ漂っていた。

 もっとも、そんな境遇さえイチローは前向きに捉えていたというから、さすが。

「誰もやってきてないことに挑戦するということを、僕はいくつか結果としても残してきたことではある。誰かがやったことがあることよりは、誰もやったことがないことの方が飛び込んでいくという選択になる。それは常々してきたつもりだし、今回もその一つ。ユニークだし、特殊ではあるものの、その一つとして考えてますけれど」


今シーズンは3月20、21日に東京で行われるアスレチック戦が最後になるんじゃないかと言われている状況があります。

しかしイチローは「安易な責任のない意見かな、そういうものを裏切りたいと思っています」と語っている。

プロ28年目の45歳のイチローの挑戦に思うこと


メジャーリーガーのパイオニアは野茂英雄と言われているが、ここまで長くメジャーに居続けられる選手は今後出てくれるだろうか?

イチロー節とも言えるコメントは、誰もが納得でき、共感できるコメントの数々。

プレーもコメントも、期待以上の結果を残してくれているように感じています。

毎年毎年進化し続けているイチローは、必ずやってくれると信じています

年齢のせいには決してしたくはありませんが、世界の常識は非常識というくらいに今後の期待を裏切って活躍して欲しいと私は思っています。

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