ベースボールアドバイザーのチッキーです。

子供の頃、大人と初めてキャッチボールをした記憶は今でも忘れません。

その嬉しさが、野球が楽しいと思うようになり、野球を好きになっていく元になっていくのではないでしょうか。

今回は初めてボールを投げたり、初めてボールを取ったりと、初めてキャッチボールをする子供たちについて考えてみました。

それではさっそく行ってみましょう。

野球は「楽しい」と、思える気持ちが大切



なんでもそうですが、楽しいと思わないと長続きしませんよね。

初めてやったことがちょっとでも褒められるとすごく嬉しくなり、もっとやりたいと思うようになるものです。

子供が「キャッチボールしよう!」

大人が「キャッチボールしようか?」

と、なった時どうやって子供とキャッチボールするかによってその後の野球の楽しみ方が違ってきます。

このような場面でのキャッチボールは、思いっきり楽しませてあげましょう。

どんなことでも褒めてあげるキャッチボール



ネットで検索しても、書籍で学んでみても必ずキャッチボールは両手で捕るとか、正面で捕るとか、ボールの握り方はこうで投げ方はこう投げるとかということしか書かれていません。

私が思うに、幼児から小学校低学年のあまり野球経験がない子供たちにそんなことを言っても全然楽しくありません。

投げ方も捕り方も、この時はなんでも構いません。

とにかくいいところを見つけて褒めてあげましょう。

キャッチボールって楽しい。

野球って面白いって思えることが、上達の近道です。

キャッチボールのボールは何がいい?



いきなり硬式ボールや軟式ボールなどは避けましょう。

子供が一番嫌になるのは、「痛い」「怖い」ことです。

最初から恐怖心を植え付けるようなことはしないようにしましょう。

そのために使用するボールは、ある程度当たっても痛くないボールを選びましょう。

どんなボールがいいかと言いますと、当たっても痛くないゴムボールがいいと思うでしょうが、これを使いますと、投げる時はいいのですが捕るときに手に当たって弾みすぎるのでうまく捕ることができませんのでオススメはいたしません。

テニスの軟式ボールは当たっても痛くなく、いいのですがこれも柔らかすぎて投げづらいのでお勧めしません。

できれば、ある程度硬さのあるテニスの硬式ボールをお勧めします。

市販で簡単に購入できるものとしてはこちらがベストです。

初めは素手でできるキャッチボール



キャッチボールというと、グラブをつけてボールを投げることだと思っている方も多いのではないでしょうか?

ここでのキャッチボールはグラブを使わずに、素手で行いましょう。

距離にして3メートル〜7メートル。

徐々に距離を伸ばしていく感じです。

球数の制限や決まりはありませんが、子供が飽きる前に終わりましょう!

子供の投げ方



右投げで投げるのか、左投げで投げるのか。

どちらで投げた方が自分に合っているかどうかは、まだわからないと思いますので、最初は両方をチャレンジしてみましょう。

自分が投げやすい方を選ばせることです。

どこに投げても、絶対に「どこ投げてんだよ〜」とかは言わないようにしましょうね。

「よく届いたね!」

「ナイスボール!」

「後もうちょっとだね!」

等々

次につながる言葉かけをしていきましょう。

ボールの握り方はなんでも構わない



いきなり正しいボールの握り方を教えても、まだまだ手の小さい子供もいますので、強制はしないようにしましょう。

極端に言えば、わしづかみで握って投げてもいいのです。

それで投げられればOKです。

最初から型にはめるのは避けた方がいいと思います。

キャッチボールの捕球ができれば楽しさは倍増する



一番難しいのは捕球なんです。

一般的な指導者や野球関連の書籍では、必ずと言っていいほど「ボールは正面で、両手で捕る!」と言っています。


これが問題なんです。

子供はボールのスピードと、距離感がまだまだつかめません。

さらにボールは必ず自分のところに来るものですが、どうしてもボールを取りに行ってしまうので、ボールと衝突してしまい、手からこぼれ落ちてしますのです。

これを何度となく繰り返すことによって、上手くできない失敗の経験が積み重なって楽しく無くなることがあります。

ここでキャッチボールの秘訣を一つ、このブログを読んでくださっている方だけにお教えいたします。

秘訣 その①

ボールを投げる大人(相手)は、子供の正面に投げるのではなく、顔から少し離れたところに投げてあげる。


顔から少し離れた、手がとどくところに投げてあげることで、少なくても顔に当たる恐怖心から逃れます。


そうすると恐怖心が少なくなりますので、ボールを最後まで見ることができます。

最後まで見る?と、ありますがまじまじと見るのではなく、視野の中に入っている見方でいいのです。

この他にも、秘訣ありますが知りたい方はチッキーの無料相談部屋に相談してくださいね。

まとめ


小さい子供が野球をしたいと思うきっかけがキャッチボール。

大人はこの時に、必ず褒めてあげることが重要です。

ボールの握り方、投げ方、捕り方を最初から教えることではなく、楽しいと思えるキャッチボールがその後の野球上達に欠かせません。

秘訣その①を頭に置きつつ、子供達と楽しいキャッチボールをしてみてください。

その他の秘訣を知ることができれば、もっと楽しくなるかもしれませんね。

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