いよいよpart3です。
それでは早速行ってみましょう!!!
大学野球
大学生活は予想をはるかに超えた生活が待ち受けていました。
もし、1億円あげるからもう一度大学1年生をやれと言われても私は絶対に断固として断ります。笑
なぜって?
まず一つ目に
井の中の蛙の二回目経験!!!
高校時代にそれなりのプレーヤーだと自信はありました。
なので意気揚々と練習に励みましたが、そんなプレーヤーはゴロゴロいました。
2年生にも3年生にも、4年生なんかプロじゃないかって見間違えるほど凄かったです。
だからプレーを見た瞬間、「来るとこ間違ったな」やばい!!!
それが本音でした。
同級生にしてもプロ注目選手や甲子園で活躍した選手などなそそうそうたるメンバーでした。
二つ目の理由
とてつもない上下関係!
これマジでやばかったです。
1年365日ありますよね?
そのうち350日は毎日毎晩のように先輩からの説教and鉄拳(いわゆる暴力!内緒ですよ!笑)でした。
夜の11時くらいに、真っ暗な部屋とか食堂とかに1年生は目をつぶって正座。
1日の良くなかった出来事をズラ〜〜〜〜〜っと、並べるようにお話をされて、いつ飛んでくるかわからない手や足を待ち構えるように全身に力を入れておかなければすぐにダウンしてしまいますからね!笑
ちょっとした筋トレよりはるかに鍛えられたんですよ!(だから鍛えられたのかな?笑)
時には4年生が終わると3年生、3年生が終わると2年生全部終わる頃には夜中の2時くらいまで永遠と続きます。
怒られる理由なんか私から言わせると、たいしたことじゃないんですよ。笑
例えば、洗濯物が汚いとか食事の支度が遅いとか極めつけはこんなこともありました。
地方から出てきた1年生が4年生の先輩に「ロックアイス(コンビニで売っている氷)」を買ってこいと言われ、田舎から出てきたからロックアイスという物がわからなかったが、聞き返すことができず(怖くて聞けなかった)「ハイ」と返事をして4年生の先輩に買ってきたものは、アイスクリーム6個「6個アイス」!!!笑
これネタじゃありませんよ!笑
事実です!!!
当然その夜は、皆さんのご想像通りでした!!!笑
もっと沢山あるんですよ、こんな話は!笑
それを1年間耐え、晴れて二年生になった暁には本当に嬉しかったです。
2年生以降はプレーヤーというよりも指導者の道を進むことの方が強くあったため、学生コーチという立場でチームを引っ張り指導者としての勉強を積みかさねて行きました。
だって、大学のOBの方で高校野球の指導者の方、都市対抗に出る社会人チームの選手や監督コーチ、それに現役プロ野球選手やプロ野球のスカウトにコーチ、中には監督も来ていましたからね!!!
私は学生コーチという特権でそれらの方たちと一緒にいることが多く、もちろん大学の監督やコーチにはいつもそばにいて指導方法を学んでいました。
監督からは「野球バカ」だけにはなるな」と言われていましたからね。
大学時代はリーグ戦優勝や大学選手権大会優勝、神宮大会優勝など数々のタイトルを取ることができたりいろいろな人脈も広がりました。
優勝のご褒美で海外にも連れて行ってもらったりしましたよ!楽しかった〜
運命の進路
4年生になって進路も決めなければいけませんが、同期生のプレーヤーは一流企業の社会人チームにほとんど決まり。
マネージャーもその企業に入ることができる時代でした。
私はというと、監督から指導者になるならまだまだ残って勉強しろと言われコーチとして残ることになり、その後もコーチとして学んでおりました。
でも、全国の高校野球に力を入れたいという高校が、大学の監督のもとに来て指導者が欲しいので是非この大学からお願いしたい。
そんな話を聞いていたのに、私には一向にそんな話はなく2年も月日が経ちました。
そんなある日、「お前、この高校に大会前に手伝いに行ってこい」と言われ、何も考えずにお手伝いに行ってきました。
(今までも甲子園に出るようなチームの大会前のお手伝いはあったので)
帰ってきて監督に呼ばれ「お前はあそこに決まった」「来年4月からだ」と、いきなり言われました。
今までも全て監督の一声なので「はい」しか言えませんでした。(そんな時代です!笑)
これで私の行き先が決まり、高校時代に考えて決めた「高校球児に指導者で嫌な思いをさせたくない」という目標が達成できると!!!
バリバリの体育会系の勢いでその高校に飛び込んでいきました。
1年目はコーチとして野球部に配属
その当時の監督は温厚で余り怒らず、や冊子伊方でしたが、私は我慢ができずガツガツ指導していました。
その時は俺が全て正しいんだ、俺が一番なんだ!
みたいに本当にガツガツしていました。
夏の大会も決勝まで勝ち進みましたが、その後プロに入った相手チーム投手を打ち崩せず準優勝。
決勝まで行ったから私の監督はまだ先だなと思っていましたが、突如校長に呼ばれ秋からお前が監督だ!
えっ、えぇ〜〜〜(宮川大輔バージョン)
ほんまでっか?
やっとやっと自分が目指していた高校野球の監督。
自分が高校時代に苦しんだ思いをこれからの選手には絶対にさせたくはないと強く誓ったあの時から、ずっと忘れずにやってきたことがようやく叶った瞬間でした。
それからというものさらにガツガツはエスカレートし、長時間の練習に鉄拳制裁(内緒ですよ!笑)勝利のことだけに無我夢中になりました。
選手は戸惑いながらもついてきてくれ、反発するものもいましたがなんとか遮二無二頑張っていました。
そして迎えた夏の大会
私の采配もズバリはまり決勝まで駒を進めていきました。
夏の大会に入ると、相手チームの分析に時間をかけることもありましたがそれより、プレッシャーと緊張感と
興奮により睡眠時間がほとんどなく、この時の私は睡眠不足からくるハイテンションで試合に臨んでいました。
2年連続決勝
あと一つで甲子園が見えている。
みんなの夢が叶う。
経験したことのないいろいろな気持ちが複雑に絡み合い、マスコミや周囲の人からの注目度、大人だって我を忘れてしまいそうになるのだから選手はもっとそうだったに違いない。
これが本当の敵だとはその時は知る由もなかったが!!!
試合が始まり、先制されてしまったがなんとか食らいつき一点さまで追い込んだ。
最終回、ツーアウト2・3塁!
一打サヨナラ!
しかし無情にもボールはグラブの中に納まりゲームセット!
準優勝の壁は越えられないのか?
その後も神宮大会や県大会以上の大会にも出場してきた。
突然の監督交代
長年、高校野球の指導者をしていると周りが見られなくなることに気づいた。
これは私だからそうなのかもしれないが、そんな時学校の方針もあり野球部から離れることになったのだ。
なぜ?
私が交代?
なぜ?
どうして?
そんな思いがまたまた頭の中をグルグルぐるぐる!
でも、流れに身を任せようと思い外から野球を見ることにした。
外から野球を見るようになるといろいろな気づきが出てくるものだ。
なんで俺はあんなことしていたのかなぁ???
こんなことしてちゃ選手が上手くならないよ!とか
時代の変化
時代の流れもそうだが、体罰やいじめ
部活動の練習時間の問題や指導者の問題。
様々なことが見直されてきている。
それに野球自体もいろいろな理論が出てきている。
科学的な根拠から裏付けられた理論やトレーニング方法
どれが良くてどれがダメというものではない。
チッキーの思い
私がこれからこのブログで発信していきたいことは
高校野球の指導者を経験したことから見えてきた野球に対する様々なことを昔の練習方法から現在の理論。
フィジカル面やメンタル面
これらを総合的にあらゆる角度から見解を示して、今後野球を楽しぬ子供たちから大人たち。
何にも野球経験がない方が子供が野球を始めたから少しでもうまくしてやりたいという方や、指導者として経験があるが今以上にチームを強くしたいという方など幅広い方に向けて様々なことを発信していければと考えています。
長いプロフィールでしたが、こんなことを経験した私だからこそ出来ること、それを皆さまと共有していきたいと思います。
チッキーの無料相談部屋
どんなことでも構いません。こんなこと聞いたら恥ずかしいな?ではなく。
これはどういうことなの?
どうしたらいいの?
何かいい方法はある?
などなど
どんどん相談してくださいね。
相談の際には
・ 野球チーム(軟式or硬式)
・ 年齢
・ ポジション
・ 打ち方
・ 相談内容
・ 今までに試したことのある理論
・ その他
どんなことでも構いませんので一度相談してくださいね。
一緒に、大好きな野球を頑張りましょう!!!