ベースボールアドバイザーのチッキーです。
今の時代、公園や小学校の校庭でキャッチボールは禁止!
キャッチボールをしたくてもできない環境ですよね!
でも、小学生で野球の好きな子は、うまくなりたいと思ってキャッチボールをしたくなりますよね。
小学生の低学年と高学年では全く身体も違いますし、運動量や技術的にも差が出てきます。
低学年と高学年の差はわかりますが、真ん中の小学3、4年生ではどの様な練習をすればいいのか悩むところです。
ベースボールアドバイザーの経験から小学3、4年生の指導についてお話しします。
今回は小学3、4年生の子供たちに、どんなキャッチボールをすれば良いか考えてみました。
それでは早速行ってみましょう。
小学3、4年生のキャッチボールはグラブを使おう
初めてキャッチボールをした時の楽しさが忘れられなく、野球を好きになりどんどん練習をしたくなる子供達にどんなキャッチボールをしたらもっと楽しく上手になるのか?
そんなキャッチボールの仕方を紹介します。
幼児から小学校低学年のキャッチボールではグラブをはめることなく素手でボールを取り、テニスの公式ボールを使って自由に投げさせるお話をしました。
初めてキャチボールをする子供達には恐怖心をなくし「ナイスボール」と!
小学3、4年生の子供達には、グラブをつけさせキャッチボールをしましょう。
少年野球に所属している子であれば軟式ボール、クラブチームに所属している子であれば硬式ボール、何も所属してない子であれば軟式ボールでもいいです。
どんなボールがいいかわからない方はチッキーの無料相談へメールしてください。
キャッチボールの距離はどれくらいがいいのか?
最初は5メートルくらいから始めましょう。
最後には20メートルから30メートルの距離まで行ければチャレンジしてみましょう。
この距離はちょうど塁間の距離に当たります。
この距離を狙ったところに投げられるようになると、かなりのプレーの応用が利くようになります。
例えば、三塁手や遊撃手はゴロを捕ってから一塁に投げる距離がちょうどこれくらいの距離になるので、送球もコントロールしやすくなります。
自分が投げようとする的を最後まで見ていること
ウォーミングアップをして身体があたたまってからキャッチボールを行います。
いきなり投げるとどうしても、怪我につながりますのでアップは必ず行いましょう。
初めは5メートルくらいから徐々に広がっていきます。
肩があたたまってきたら、ボールをうける方は投げる的を作ってあげましょう。
例えば、胸の前にグラブを開いて「ここ、ここ」というように言葉とジェスチャーで的を作ってあげましょう。
今度はボールを投げる方です。
ボールを投げる方は、的をめがけて投げるのですがどうやって投げるのかのポイントを説明します。
・ 出来るだけ80〜100%の力で投げること
・ 的を狙って投げること
・ 投げ終わった後も、出来るだけ的を見ていること
この3つは意識しましょう。
球数の制限はありませんが投げていて、痛みが出てきたときはすぐに投げることをやめましょう。
無理して投げていると、悪化してしまい完治するのに非常に時間がかかります。
子供は夢中になって投げてしまうので、大人が見極めてあげましょうね。
100%で投げたボールに対してダメ出しはしない!
子供が一生懸命投げたボールに対して決して「どこ投げてるの!」というような表現はしないようにしましょう。
指導者や大人はどうしても叱咤激励で、否定的な言葉を使ってしまいます。
でも、投げたり捕ったりする子供たちは、自分の100%でやった結果なのです。
その結果が次にもっと上手になるための言葉かけを心がけていきましょう。
ボールを投げる時のポイント
子供が投げる時、的に向かって投げさせてみてその的と全然違う方向にボールがいった場合。
その要因にはいくつもの原因が考えられます。
この年代はどうしても手投げになってしまいます。
それは仕方がないことですので、それを治すのではなく違う視点で見てあげることです。
そのポイントは、投げる的を最後まで見ていることです。
どうしても子供は投げることだけに集中してしまい、肝心の的に向かっていく方向を見ていないことによってかなりボールがそれてしまうことが多いからです。
他にも足の踏み出しや、どうやって的を見るのかなど、アドバイス方法はいくつもあります。
これについてはこれから書いていこうと思っていますので、楽しみにしていてください。
ボールを捕る時のポイント
今度は子供がボールを捕る時です。
どうしても子供は身体や顔に当たることが怖くて、逃げ越しになって捕ることが多くなります。
これは仕方がないことなのですが、ここで恐怖心を取り払おうとわざと顔の近くに投げたり、速いボールに慣れさせようとして速いボールを投げたところで恐怖心は取ることはできません。
まだまだ経験の少ない子供で、捕ることが苦手の子供に対しての有効なアドバイス。
それは投げる方は動いて投げるのだから、捕る方もその動きに合わせて動く準備をしてあげること!
子供はボールを捕るというと、相手が投げてから自分の近くにボールが来た時に初めて動き出します。
これは自分がボールを取ろうと動き出す速さと、実際に来るボールの速さにブレが生じるため必ず動きが遅くなってしまい、捕ることができなくなります。
ポイントは相手も動いているのだから自分も動けるように準備していくのです。
これは守備についても同じなので、キャッチボールの時から意識させるようにしましょう。
まとめ
小学3.4年生の子供のキャッチボールはグラブをはめ、自分にあったボールでキャッチボールをしましょう。
投げる距離は最初は5メートルくらいから最後は20〜30メートルを目安に行いましょう。
投げるときは必ず投げる相手の的を決めて、そこをめがけて最後まで的を見ることを心掛けましょう。
肘や肩の痛みが出たら、すぐに辞めることをお勧めいたします。
捕る側の時は、投げる相手は動いているのだから自分も動ける準備をして投げる相手に合わせて動くことを意識しましょう。
このことができるようになると、守備でもバッテイングでもこれらに肉付けしていく練習でさらに上達していくので、常に心がけて行うようにしてくださいね。
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