ベースボールアドバイザーのチッキーです。

今回はチッキーオススメ!

バッティング理論をわかりやすく解説しており、選手にも親にも指導者にも大変ためになる教科書的なDVDについてのレビューです。

それでは早速行ってみましょう!!!

高校生がやるべきバッティング練習はコレだ!右へ左へ鋭い打球が打てるようになる


筑波大学硬式野球部監督の川村卓監督が高校生の指導者向けに開発したメソッド。


高校生がやるべきバッティング練習はコレだ!右へ左へ鋭い打球が打てるようになる 22の科学的練習ドリル

こちらのDVDの説明はこちら

22の科学的練習ドリルでバッティング上達のテクニックを身につける

大学の準教授でもある川村卓監督が、野球を科学的な見解から導きだした練習方法を惜しみなく公開しているメソッドになります。

指導者向けに解説していますが、内容は小学生高学年から中学生や高校生、さらには大学生でも取り入れられる練習方法になっています。

ベースボールアドバイザーのチッキーも高校野球の指導者経験からしても納得のいくメソッドになっています。

ここからはディスク①の解説をしていきましょう。


先にDVDが気になる方はこちら
 
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高校生がやるべきバッティング練習はコレだ!右へ左へ鋭い打球を打てるようにする~22の科学的練習ドリル~

筑波大学の硬式野球部川村卓監督のバッティング理論


最初はバッティング理論から説明しています。

川村卓監督の理論はバッティングでインパクトの瞬間は「ボールとバットが当たる前後はバットが地面と水平方向になる」という見解です。

インサイドアウトのバット軌道はもちろんですが、体幹を使ったスイングは絶対条件だと言っています。

さらにバッティングの最大のポイントは「体幹のズレ」が一番大事なことになると繰り返し訴えています。

22の科学的練習ドリルのペッパーで基本的動作と体幹のズレをモノにする


ペッパーはやり方次第で、非常に効果的な練習方法ですね。

プロの選手がこんなことを言っていました。

「グラウンドを一周するぐらいペッパーを毎日やればバッティングも守備も必ず上手くなる」

ペッパーは練習にはいらないという指導者もいますが、川村卓監督は推奨しています。

その練習方法はこちらです。

打撃の基本ペッパー1対1で正しい動作を身につける


ペッパーとはいわゆる一般的に使われているトスバッティングのことです。

7〜8メートル離れた距離から、投げ手と打ち手で行う練習方法です。

この練習をペッパーと言います。


この章ではバットの芯の説明(バットの芯の場所はどこなのか)から始まっています。

ペッパーを行うポイントとして

・距離が短い分、上半身のアクションが大事になってくる。

・試合で打つ時と同じようなテイクバックが取れて、右打ちの場合は左手でしっかりリードして打ち返すことが最大のポイントとなる。

ここでは良い例と悪い例の実際の動きも紹介していますので、非常にわかりやすいです。

この練習は昨今必要がないのではないかという意見が多い中、川村監督はスポーツの科学的観点から行ってもペッパーのような基本的な練習が正しい動作を身につけることに適していると説明しています。

打撃の基本ペッパー1対2で体幹のズレを確認する


この練習方法はペッパーの1対1を発展させ、1対2や1対3などで行う練習になります。

バッターは打ち返す方向を、1対1の時のようなピッチャーの正面に打ち返すのではなく、左方向や右方向に打ち返すことが目的となります。

例えば右バッターが右方向に打ち返す時には、右方向に打ち返すことだけを意識してしまうと、インパクトの時にバットのヘッドが下がり、押し手(右手)だけでバットを操作してしまう。

そうなると肩の開きが早くなり上半身と下半身が一緒になって回ってしまうので「体幹のズレ」がなくなってしまうのです。

打ち返す距離が短いからと行って、手だけで打ち返すと意味のない練習になってしまいます。

22の科学的練習ドリルのティーバッティングは肩が開かずに踏み込んだ脚側に乗ることができる


メジャー選手も多く使っているこのティーバッティング。

日本ではそんなに多く取り入れていませんが、優れた練習方法です。

一人でもできる練習としてはかなりお勧めできる練習方法です。

こちらをみてください。

ティーバッティング①軌道編はバットの軌道を確認する優れた練習方法


この練習方法は普通の斜め横からトスしてもらうティーバッティングとは違い、いわゆる置きティーと言われるスタンドティーバッティングで行います。

この練習のポイント

・ インパクトの位置は自分の捉えやすいポジションに設定し、センター方向に打ち返す

・ インパクトの前後20センチはバットと地面が平行になるよう意識する

・ ハーフスイングによるティーバッティング

・ 最初からトップの位置を作り、そこから打ちに行く

・ あくまでもハーフスイングで、軸足のかかとはやや浮くくらいのフィニッシュ。

・ インパクトの後は両腕が打球方向に向いていることを心がける

この練習は、トップの位置からインパクトまでのバット起動を確認するための練習です。

あくまでもハーフスイングですので、回数を行っても体力的にはそんなに疲労はありませんので、バットの軌道を確かめる始めの段階ではいい練習方法です。

ティーバッティング②対応編は踏み込み足に乗ることができる様になる


この練習もスタンドティー(置きティー)で行います。

右バッターですと右方向に打ち返すためのポイント確認と動作確認のために行う連取です。

この練習のポイント

・ スタンドを置く場所は外角でホームベースよりやや前あたりにセッティングします。

・ 逆方向に打ち返すことが苦手の選手は踏み込んだ足に体重が乗り切らないことが原因なので、踏み込んだ足側の股関節に体重が乗る意識を持ちます。

打つポイントを前にすることで外角でもライナー性の打球を飛ばせるようになります。

踏み込んだ足側の股関節に意識をするように心がけましょう。

22の科学的練習ドリルでボールを呼び込みどんな球種にでも対応できる力を身につける


トスバッティングは多くの指導者が推奨し、選手も普通に行う練習です。

しかし、やり方一つでこんなに対応力が違ってきます。

今まで行ってきた練習に一工夫加えるだけで、見違えるようになります。

こちらをみてください。

トスバッティング①方向編は肩が開かずボールを呼び込むことができる様になる


こちらでいうトスバッティングは斜め前からトスをあげてもらうティーバッティングのことです。

この練習のポイント

・ バットの軌道が外回りしやすいので、バットは内側から出すことを意識すること。

・ 打つ打球の方向は引張ったり、流したりではなくセンター方向にライナー性の打球を打っていくこと。

・ 最初はバッターの前方斜め前からのトスで練習します。

・ 次にバッターの後ろ側、右バッターならサード方向から、左バッターであればファースト方向からトスをあげてもらい打ち返します。

・ 右バッターなら左肩(左バッターなら右肩)が早く開かないことを意識します。

・ 肩を開かず、打つポイントまでボールを呼び込みます。

この練習は逆方向に打ち返すことを目的とし、早く踏み込み側の方が開かないようにするための練習です。

トスバッティング②対応編はタイミングを外されても対応できる様になる


この練習方法は、かなり高度になってきます。

普通のトスバッティング(ティーバッティング)ではありません。

トスを上げる側は、下からではなく真上からボールを落とします。

この練習のポイント

・ 投げ手はバッターが構えホームベースを挟んだ反対側に椅子をおいてその上からボールを落とします。

・ 真正面ではなくややホームベースよりも前にボールを落とします。

・ バッターは上から落ちてきたボールを、自分のインパクトポイントで打ち返します。

さらにタイミングを外され、泳ぐようになった時の対応の練習も説明しています。

22の科学的練習ドリルを実践すれば今の自分とは違ったバッティングスキルを身につけられる



筑波大学の硬式野球部監督である川村卓監督が推奨している、22の科学的練習ドリル。

ペッパーからトスバッティング、ティーバッティング等皆さんには馴染みのない言葉や練習方法だったりしたところもあると思います。

ベースボールアドバイザーのチッキーとしては、川村卓監督よりも高校生や中学生・小学生の指導経験が長い事もありまして、この22の科学的練習ドリルは、非常にわかりやすいものだと思います。

今の子供達は体の発達が早く、道具の進化も飛躍的に伸びています。

それらによって非常にバッティングの飛ばす技術は格段に良くなっています。

しかし、遠くに飛ばそうという意識が強すぎたり、強く打とうという意識が強すぎるため体の開きが早くなってしまう傾向になります。

22の科学的練習ドリルを実践して継続していくことによって、体幹のズレから広角に打球を打てるようになることや、さらに戦術的にも幅が広がる攻撃ができるようになると感じました。

1日やっただけですぐに効果が出るものではありませんが、継続することにより必ず今までとは違うバッティング技術が身につきます。

ベースボールアドバイザーとしてはおすすめのDVDです。

ディスク①の感想


筑波大学硬式野球部監督の川村卓監督の理論は、非常にわかりやすく説明しているとベースボールアドバイザーの私は感じました。

このディスク①を実践することによって、バッティングスキルは小学生でも中学生でも高校生でも効果は上がると思います。

なぜなら意識するポイントが明確になっているからです。

体幹のズレを作り上げることで、バッティング技術が飛躍的に伸びていきます。

飛距離はもちろん、広角的に打てる技術が身につけばチームの戦術も上がってくると感じました。

ただ闇雲に回数だけをこなす練習や力任せに練習しても効果は上がらないですよね。


意識しておかなければいけないポイントが明確にされることで、効率よく練習に臨めると感じました。

ディスク①を実践したらどんな効果が出るのか


普段何気なく行っているペッパーは、ただ単に打ち返すだけでは行っている意味が薄れます。

ディスク①の練習方法によって、バッティングのトップの位置からバットコントロールと打ち返す方向性が体幹のズレによって習得できることです。

ティーバッティングでは「踏み込んだ脚側にしっかりと乗りなさい」と一般的な指導者は言いますが、このドリルでは踏み込んだ脚側の股関節に乗ることが重要だと解説されています。

ただ単に踏み込んだ脚側に乗るだけではなく、股関節に乗ることができるようになると、タイミングを外された変化球に対しても前に突っ込むことがなく下半身主導でタイミングを外されたボールにも対応できるようになることです。

普通に行う練習では、振ることや強い打球を打つことだけに意識がいきがちです。

しかし、22の科学的練習ドリルディスク①を実践して得られる効果は「体幹のズレ」を体で感じて身につけることが可能になります。

まとめ


22の科学的練習ドリルディスク①では、川村卓監督がバッティングの理論をわかりやすく説明し、さらに軌道編・方向編・対応編などといった様々なバッティング練習方法を取り上げています。

なぜペッパーをするのか?

全力で打たずにハーフスイングでバット軌道を確かめるなど、科学的検証から導き出した理論によっての解説は非常に理解しやすくなっています。

ハイレベルな練習をしたい方でも、基礎から学びたい方でもこのドリルから学べることはたくさんありました。

バッティング理論や練習方法は世界中にさまざまなものがありますが、弱小チームを育てた経験や科学的検証に基づいての解説は納得できるところです。

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