ベースボールアドバイザーのチッキーです。
野球の道具も年々進化していっていますね。
現在の野球界は打高投低と言われています。
その背景には、飛びすぎるバットが関係しています。
今回は飛びすぎるバットについてのレビューです。
それではさっそくいってみましょう!!!
ツーピースエンジン構造とは
そもそもツーピースって意味がわかりませんよね?
ワンピースは知っていますか?
そうそうルフィーとかサンジとかチョッパーとかが出てくるやつですよね?
って、違います!!!笑
金属バットならグリップからバットのヘッド部分までが一種類の素材でできたバットのことをワンピースって言うんですよ。
ならばツーピースはもうお分かりですよね。
そうです、グリップ部分とヘッド部分の素材が違うことをツーピースモデルというのだそうです。
このツーピース構造のバットについて説明していきましょう。
従来のバット
従来のバット(現在もあります)は先程もお話ししましたが、素材が一種類のものが主流でした。
そうなると、いかにボールを捉える芯の部分の材質を良くし、硬式バットならいかに薄くするかということが考えられてきました。
その結果、飛距離が出やすくなりましたが、耐久性に問題があり高価格なのにすぐに割れてしまうというデメリットがありました。
それに割れたり折れた部分が危険なため、規制が始まりいかに薄くするかという競争をなくすために基準が設けられたのです。
しかも高校野球においては900グラム以上という重さまでも基準が設けられました。
力のない選手にとっては、900グラムのバットを振りこなすのは大変です。
進化したバット
少年野球や中学生の軟式・硬式については、飛躍的な技術の進歩によりバットが大幅に進化していったのです。
それがツーピースエンジン構造バット!!!
バットをちょうど半分の部分からそれぞれ違う素材を使用しています。
ボールを捉える面を打球面といい、この打球面に高反発ウレタン素材を使用したのです。
さらに、打球面をグリップ面のちょうど真ん中あたりをカーボン素材を使用することにより、バットのしなりを利用して、しなったバットが元に戻ろうとする力を最大限ボールに伝え、より強い反発力を生じるように設計されているのです。
これによりハンパない威力。
圧倒する「飛び」が生まれるバットが出来上がったのです。
ツーピース高反発ウレタンバットはトクサン・ライパチもご満悦
あのトクサンもこのツーピースモデルを高く評価しています。
実際に打っている動画をご覧ください。
このバットの特徴
1、 芯が高反発ポリウレタン
2、 2層に分かれているためしなりが生まれる
3、 グリップがバルカングリップテープ使用(これはオーダーでカスタマイズできます)
4、 グリップがNリップ使用(こちらもカスタマイズできます)
5、 バットサイズが84センチ690グラム(重さは720グラムまであります)
最初の部分で特徴を述べています。
打った打感や感想も述べています。
動画の2分のところでは
「軽いし、反発が全然ある!!!」
と、感想を述べています。
2分15秒からはバッティングではバットスピードが大事になるが、このバットはそれをもカバーしてくれると語っています。
しかも反対方向の打球が伸びていくのも動画ではっきりとわかりますよね。
バットコントロールもしやすく、高めでも内角でも、自在にバットコントロールできるといっています。
チッキーおすすめのツーピースバット
ベースボールアドバイザーのチッキーがおすすめ。
ツーピースバットのご紹介。
エクストリームインパクト
トクサンもライパチも使っていたのが、ハイゴールドから出ているエクストリームインパクトというバットです。
しかもこのモデル、バットのバランスはミドルバランスになっているのですが、もっと驚くことがあります。
いわゆる芯の部分なんですが、普通はボール1〜1,5個分くらいなのですがこのモデルはロングバレルフレアーカップが入っていまして、通常よりも芯の部分が広くなっているのです。
それに軽くてバットコントロールしやすい構造になっているため安打は確実に出やすくなっています。
さらにこちらは
試合専用ということで、練習で使うことはお勧めされていません。
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少年野球モデルも高反発ウレタンバット
最近では少年野球もこのモデルが使われています。
少年野球対応の特徴として、78センチと79センチがあります。
さらに芯の部分がバットの先端にあるということです。
これをトップバランスといいます。
このモデルも試合専用になっていますので、練習での使用はお勧めされておりません。
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最新クロスブレードモデル
エクストリームインパクトのさらに進化版で打球面がエクストリームインパクトよりも上の方になっているモデルです。
このモデルの特徴として、ミドルトップバランスとトップバランスの2種類があります。
長さは84センチと同じですが、重さは680グラムと690グラムが平均な重さとなっています。
これから主流になってくることは間違い無いと思われますよ!
まとめ
道具の技術の進歩により、ボールが飛びやすくなっていることは間違いありません。
打高投低は仕方がありませんが、道具だけに頼ることはいかがなものでしょう。
しかし、高価なものとはいえそれで大事な試合でヒットを打てる喜びは何ものにも変えがたいものです。
親や指導者がそう考えることも理解できます。
子供の体と練習によって身につけたバッティング技術により、進化している道具を使いこなすことによって競技力も上がってくるのではないでしょうか。
道具の手入れも忘れずに行いましょうね。
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