ベースボールアドバイザーのチッキーです。

キャッチャーというポジションは、他のポジションと違い中腰の動きが多いポジションになります。

しかも、どのポジションよりも多くボールをキャッチするポジションですね。

今回はキャッチャーのトレーニングについてのレビューです。

それでは早速行ってみましょう!!!

ジャイアンツキャチャー陣のトレーニング


この動画の中で、構えたまま前に進むトレーニングをしています。

相川コーチは笛の合図で方向を変えさせていますね。

これ、やってみるとかなりきついんです!笑

足首が硬かったり、股関節が硬い選手にとっては悲鳴をあげます。

ただし、キャッチャーとしての動きのトレーニングとしてはかなりオススメです。

やり方は

・ ピッチャーのボールをうけるように普通に構えます。

・ ミットを構え、顔(頭)をその高さから動かさないようにします。

・ その構えたまま、右足・左足・右足と言ったように前へ進みます。

・ 足を出そうとすると顔が上がってしまうので、顔の高さは構えた高さをキープします。

・ 普通に足を前に出すと高くなってしまうので、足首が外から回って踏み出すように前に出します。

この要領で、進んでいきます。

この練習は、小学生なら3〜4メートルを2往復。

中学生なら5〜7メートルを2往復。

高校生なら10メートルを3往復でもいいと思います。(時期にもよりますが)

このトレーニングで足腰はもちろん、股関節の動かし方や柔軟性、バランス感覚にもつながります。

視野を広くするための2球同時捕球


この練習は楽しく行えて、しかも視野を広くする効果があります。

小学生から高校生までなら、遊び感覚で取り組むことができます。

動画では2つのパターンがありました。

1つ目は

・ キャッチャーが構えたところに、2〜3メートル離れた場所から2つのボールを一緒に投げます。

・ キャッチャーは素手で、投げてもらった2つのボールをキャッチするのです。


2つ目は

・ 2つのボールを投げる側は、空に向かって同時にボールを投げます。

・ キャッチャーは落ちてくる2つのボールをキャッチするのです。


いたってシンプルのようですが、2つ同時に飛んでくるボールを見なければいけません。

これは一つのボールに集中すると、もう一つが見えなくなってしまいます。

キャッチャーはランナーが塁にいる時、ピッチャーの投げたボールはもちろん、ランナーがスタートを切ったかどうかも見なければなりません。

また、ピッチャーが投げたボールを見ながら、バッターがどんな動きまたはタイミングで打ってきたかを見なければならないのです。

一つのものしか見えないキャッチャーは周りが見えなく、ただのカベになってしまいます。

常に周りを見渡せることができるようになるにも、このトレーニングは遊び感覚でもいいので、取り入れることをお勧めします。

ちなみに、野手にやらせても効果があります。

私は、もう一歩踏み込んだことをやらせましたけどね!笑

知りたい方は、無料相談を使ってみてくださいね。


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キャッチャートレーニングで思うこと


キャッチャーというポジションは、非常に多くのことをしなければいけません、

キャッチャーは女房役と言われています。

毎日、ブルペンでピッチャーのボールをうけ、ピッチャー一人一人の持ち球からその日の調子、体調の変化や気持ちの変化まで知っていなければいけません。

練習の半分以上をブルペンで過ごすことも少なくありません。

残りの時間で、バッティングや守備練習、走塁練習等々をするのです。

この他にも、相手チームのバッターのデータ分析、配球を考え野手のポジショニングも頭に入れておきます。

ケースによっても違ってくるので、相当量のデータと知識が必要になってきます。

試合に勝っても、表に現れて評価されることは少なく、ピッチャーや野手にばかり目がいってしまいがちです。

それでも、グラウンドの指揮官と言われるキャチャーというポジションは誰でもできるポジションではなく、選ばれた人しかできないポジションではないでしょうか?

一人だけ反対側を向いて守り、周りの状況を把握し支持できる魅力的なポジションですね。

最初の動画のような、トレーニングを時間を見つけ、地道にコツコツと行う積み重ねが名捕手と言われることにつながると思います。

アマチュアの方も、ぜひ取り入れてみてください。

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