ベースボールアドバイザーのチッキーです。

子供が初めてバットを握ってスイングをする時、どうやってスイングするのか楽しみですよね?

右打ちなのか、左打ちなのか。

よく稀に、真ん中で振り下ろしてしまう子も見かけます。

そんな初めてバットをスイングする子供達は、どんな取り組みがいいのか考えてみました。

それでは早速行ってみましょう。

最初にバットをスイングさせる際の3つのポイント



子供が初めてバットを振る時のポイントをお伝えします。

バットはどうしてあの様な形をしているのか?

どこを握るのか?

そんな難しいことを考えさせてしまうと、楽しさが半減してしまいます。

そこでバットを振る際に行って欲しいポイントを紹介します。

最初の3つのポイント

① 自然にバット持たせてみましょう。

② 何も言わずにバットを振らせてみましょう。

③ 右打ちと左打ちでバットを振ってみて、振りやすい方を選ばせましょう。

先ずは自分の好きな様にやらせてみることです。

初めから「こうしなさい」とは言わない様にしましょう。

その子にあった、打つ方(右か左か)を見てあげることです。

子供にどちらの振り方がいいか選ばせる為に、三つのポイントを行なってください。

正しいバットの握り方


次はバットの握り方です。

どちらで振るか決まったら、バットをどうやって握ったら振りやすいか体験させる事です。

初めてバットを握る子供にとって、どうやって握ったらいいのかわからないのが普通ですよね。

野球経験者の大人ならすぐに間違いには気づきますが、野球を経験したことがない大人はわからない人もいるでしょう。

そこで打つ方が決まった子供に、今度は何も言わずに強く振らせてみましょう。

正しい握り方は

右打ちの場合は、左手が下になり右手が上になります。


左打ちの場合は、右手が下になり左手が上になります。


*右手と左手に隙間ができていても全く構いません

正しい握り方は上記ですが、たまに逆に持って振る子供もいます。

でも、何も言わずにそのまま振らせてみましょう。

回数は1〜3回で構いませんので、逆で握っている子供でも振らせてみることです。

ただし、時として手首が痛くなることがありますので、回数にはくれぐれもお気をつけください。

逆で握っている子供に、初めてここで正しい握り方をアドバイスしてあげます。

今度は正しい握りで振らせてみてください。

正しい握りで振ってみて、振りやすければその子供はその打ち方でこれからも打たせてみましょう。

逆の握り方の方が好きだという子には逆の握りで、今度は反対のスイングをさせてみてください。

そちらの方がスムーズに振れるかもしれません。

大人は「右打ちにさせたい」「左打ちにさせたい」という希望があるでしょうが、初めは好きな打ち方で楽しさを覚えてもらうことが大切です。

Tボールで打ってみる



今度は実際にボールを打つ段階に入ります。

初めてバットを振る子供に、投げたボールを打たせることは難しいので、ベースボールアドバイザーとしてのアドバイスは、止まっているボールを打つことを推奨します。

それはTボールというものです。

Tボールをご存じない方はこちらを参考にてください。


握り方、打つ方は決まりましたので、その握り方打つ方で実際にボールを打たせてみましょう。

Tボールと全く同じにしなければいけないということではなく、最初は止まっているボールを打たせることが重要です。

投げたボールにバットを当てることは、初めてバットを振る子供には大変難しいので、少しでも成功体験を味合わせることです。

この時にボールを打とうとする子供に、立つ位置を強制しない様にここでも好きな様に打たせてみましょう。

何度か打っていると、自然とボールを打てる位置に立つ様になります。

ただ、あまりにもかけ離れたところに立っている子供には、右側・左側といった立ち位置だけアドバイスしてあげましょう。

このTボールは室内や屋外で行えます。

打ってから走ることは次の段階にして、ここではボールを打つ楽しさを身につけてもらうことです。

用具は弾力のあるものを選ぶこと


ここで使う用具についてお話しします。

バットにしてもボールにしても、身体に当たってもさほど痛くないものを選ぶことです。

バットを振った時に、勢い余って身体にぶつかる子供もいますので、弾力のあるものを選ぶことです。

長さもあまり長いものはお勧めできません。

ボールは打って飛んで行った時に、ぶつかっても刺激が弱いものを選びましょう。

本当に最初の段階なので、ボールは新聞紙を丸めてテープで止めたものでもいいと思います。

硬いものを選んで、身体に当たって痛みを感じるものだけは避けましょう。

まとめ


初めて子供がバットスイングをする時、左右どちらで振った方が振りやすいのかを確かめること。

次に、バットの握り方は正しい握りを初めからアドバイスせずに好きな様に振らせてみることです。

好きな振り方で振らせてみて、そして握り方をアドバイスしましょう。

大人の思いを押し付けないことです。

用具は身体に痛みを感じないものを選ぶことをお勧めします。

初めてバットを振る子供にとっては、バットがボールにあたった成功体験が最も必要です。

子供がもっとバットが振ってみたいと思うことが一番大切になります。

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