ベースボールアドバイザーのチッキーです。

チッキーの無料相談にはたくさんのコメントが届きます。

今回は、その中から多く質問をいただく、バッティングフォームについてのレビューです。

それでは早速いってみましょう!!!

自分にあったバッティングフォームとは


中学生や高校生がバッティングフォームについて悩んでいるとよく質問されます。

ベースボールアドバイザーのチッキーの答えは!

TTPです!!!

TTPって、わかりますか?

そう環太平洋なんとかかんとか!

と、答えたあなた。

ニュースの見過ぎです。笑

TTPとは「徹底的にパクる!」

いわゆる真似をするということです。

誰の真似をするって?

もちろんプロ野球選手です。

しかし、どの選手の真似をしたらいいのかわかりませんよね?

それでは一つずつ、説明していきましょう。

自分はどんなバッタータイプなのか理解する


自分がどういったタイプなのかを知らなければ真似しようがありませんよね。

大まかなタイプを分けていきます。

・ 右打ちか左打ちか

・ 長距離打者タイプ

・ 中距離打者タイプ

・ アベレージヒッタータイプ

・ 引っ張りタイプ

・ 広角打法タイプ

・ ボールを前でさばくタイプ

・ ボールを懐まで呼び寄せるタイプ

・ 足が速いタイプ

・ 足が遅いタイプ

・ 外角が好きなタイプ

・ 内角が好きなタイプ

・ 体が大きいタイプ

・ スリムなタイプ

等々


細かく分けるともっとたくさんあります。

これらのタイプを自分に当てはめていくのです。

この中でも一つだけに当てはまるということはありませんので、いくつか当てはまる項目を選びます。

そうすることで、自分のタイプというものがわかってくると思います。

自分と同じタイプのプロ野球選手をTTPする


上記で自分のタイプがある程度わかったなら、今度は自分と同じようなプロ野球選手を探すことです。

近年はプロ野球でもテレビ放送しなくなってきたので、なかなか見る機会も少なくなってきました。

しかし、上手くなりたい、活躍したいという気持ちが強い野球人ほどプロ野球のテレビにかじりついてみています。

あんなバッティングしてみたいな!

あんなホームラン打ちたいな!

と、いった動機から始まってもいいと思います。

とにかくいろいろなタイプの選手を見ることです。

TTPをしてはいけないプロ野球選手を理解しておく


憧れのプロ野球選手を真似するといっても、タイプが違うプロ選手を真似ては、一向に自分のためにはなりません。

TTPをしてはいけない例

・ 自分が右打ちなのに左打ちのプロ選手をTTPする
これは右打ちと左打ちは根本的に違うので、真似はできることが限られてきます

・ 自分がアベレージヒッターなのにパワーヒッターのTTPをする
これをすると自分の良さも失う可能性があります

・ 自分は広角打法タイプなのに引っ張りタイプのTTPをする

これは一番やってはいけない例です

ほんの少しの例ですが、この様にタイプの違うプロ選手をTTPすると、自分の良さまでなくなってしまうので、気をつけてください。

同じタイプのプロ選手のどこをTTPすれば良いのか


ここからは技術的なことに入っていきます。

自分と同じプロ選手(憧れや将来的に真似したい)を、見つけたら以下の順序でTTPしていきます。

構え


・ 足構えた時の幅はどの様にしているか

・ 構えた時のバットの位置はどこにあるのか

・ 構えた時の重心の低さはどんな感じなのか

ステップ幅


・ 踏み込んだステップはどこに踏み込んでいるのか(インステップ・アウトステップ・スクエアステップ)

予備動作の動き


・ ヒッチなのか
ヒッチとは前足をステップしていくときに手を下げる動きのことです

・ コックなのか
コックとは前足を踏み出していくときにバットのヘッドをホームベース側に向ける動作のことです

・ヒッチもコックもなくそのままなのか

トップの位置


・ トップの位置の時にバットの角度はどうなっているのか

・ トップの位置の時に右打ちならば右手がどこの位置でどの角度になっているのか

ステップした前足の動き


・ 踏み込んだ前足の動きはどうなっているのか

・ 踏み込んだ前足の膝は、どんな動きをしているのか

スイングの角度


・ トップの位置からスイングし始める時、バットの角度がどうなっているか

・ インパクトの位置がどこになっているのか

インパクトの瞬間


・ インパクトの瞬間の顔の位置

・ インパクトの瞬間の目の位置

フォロースルー


・ インパクト後のバットの軌道

・ スイングした後のバットの位置


これらをTTPしてみてください。

ただし、全てそっくりにしようとは絶対に思わないでください。

大事な部分をTTPするということです。

そこからオリジナルのものに入っていきます。

まとめ


初めから、オリジナルのフォームを確立することは難しいのです。

プロ野球選手のバッティングフォームをTTPすることで、自分のオリジナルのフォームを作り上げていきます。

中学生や高校生は成長の度合いが違ってきますので、体の成長具合でモデルとなる選手を変えていっても構いません。

自分はこのタイプだと思っていたけれど、どうもしっくりこなかったり合わないと感じたら臨機応変に変えていきましょう。

ただし、1〜2日でコロコロ変えては身につきません。

せめて1〜3ヶ月程度は試してみましょう。

そこからオリジナルのものを加えていったり、他のモデルの真似したいところだけTTPしてもOKです。

ちょっとした疑問やわからないことがありましたら、無料相談にコメントくださいね。

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