ベースボールアドバイザーのチッキーです。

子供の頃は公園でキャッチボールをしたり、友達と広場でキャッチボールしたりして遊んだものです。

しかし、現在は公園でのボール遊びは禁止。

小学校の校庭でも野球は禁止となっている状態ですね。

今回は野球が楽しくなる小学生のキャッチボールについてのレビューです。

それではさっそくいってみましょう!

野球が好きになるキャッチボール


野球を始める時に最初にチャレンジするのはキャッチボールではないでしょうか?

柔らかいボールやゴムボールといったものを最初は下から投げてキャッチしてみる。

今度はボールを見よう見まねで投げてみる。

どこに飛んでいくかわからなくても、投げた後の爽快感やボールをキャッチした時の達成感が野球を好きになる一歩ではないでしょうか。

そんな子供たちが少年野球チームに入った時に、ボールを使って最初に行う練習はキャッチボールです。

キャッチボールはどんな目的や意味があって取り組む練習なのかを、考えてみましょう。

野球の基本はキャッチボール


野球の基本中の基本とされているキャッチボール。

どんなにレベルの高いチームでもキャッチボールをやらないチームなどありえません。

試合前はウォーミングアップをしてキャッチボールをしてトスバッティング(ペッパー)をしてから試合に入るチームがほとんどです。

その基本となるキャッチボールを、ただ投げれば良い。

ただ、捕れば良いという考えで取り組むのと、キャッチボールの目的や意味を理解して行うのではスキル的な観点から言っても上達の違いが出てくると思います。

ベースボールアドバイザーのチッキーはこのブログでいろいろなャッチボールについての記事を書いています。

上のレベルを目指したいと思う方は、参考にしてください。

気になる方はこちら
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キャッチボールは「胸に投げろの意味」


キャッチボールは一人ではできません。

壁あてなどの練習とはちょっと違いますよね。

相手があって初めてキャッチボールが行われます。

毎日の練習でメニューに入っているからと言って、ただこなしている選手も多くみられます。

しかし、このキャッチボールで自分だけのレベルアップだけではなく、チームでのレベルアップも図れるのです。

その重要となるキーワードは「相手のことを想う」この考えが理解できるかどうかです。

キャッチボールを行う時に多くの指導者は「相手の胸に向かって投げなさい!」と指導します。

その意味は相手が取りやすいところ、とってから投げやすいところが胸だからです。

当たり前のことですが、ただ胸に投げることだけを意識してもその目的意識は薄れてしまいます。

相手があって初めてキャッチボールができるのです。

相手にとって「取りやすいところ」=「投げやすいところ」

それが胸に投げろという意味ですね。

相手を想うキャッチボールはエラーが少なくなる


キャッチボールは相手があってできるものです。

この相手に対して「おもう」のと「思う」のと「想う」のでは全く意味が違ってくるのです。

この違いを子供たちに話す時にはこのことを伝えてあげてください。

相手を想うということは、相手に思いを込めて投げてあげるということです。

相手が要求するところ(捕りやすいところ)に、自分の気持ちを込めて投げ込む。

例えば、内野手がゴロを捕ってファーストに送球する時に、「このボールをとってくれ!」と相手に向かって送球する。

ファーストはここに「投げてくれ」と思って構える。

この気持ちが重なった時はたとえ内野手の体勢が悪く送球し、送球が難しいバウンドになったとしても捕る側のファーストはその想いを受け止めることができるはずです。

これによってエラーも少なくなると思います。

相手に想いを込めてキャッチボールすることを意識してください。

キャッチボールは皆の想いをつなぐ


ボールを相手に投げるということは、相手に想いを込めて投げるということです。

想いを込めていると、自然と声が出てくるようになるものです。

声は自分も相手も元気が出る、特効薬です。

ボールに想いを込めそれが自然と声に出てくる。

例えばランナー2塁で左中間にヒットを打たれたとします。

レフトとセンターはボールを追い、ショートはバックホームのカットマンに入ります。

レフトがボールを掴んだらセンターはランナーの動きを見てカットマンに投げろと声をかけ、レフトはカットマンに対して想いを込めてボールを投げます。

カットマンに入ったショートはここに投げてくれと想いを込めて声にだし、カットマンのカバーに入っているセカンドはランナーの動きを見てバックホームと声に想いを込めます。

ホームを守っているキャッチャーはここに投げてくれと構え、カットマンのショートはアウトにしてくれと想いを込めてボールをつなぎます。

キャッチャーはその想いを込めたボールを補球し、キャッチャーの後ろにバックアップに入っているピッチャーはアウトにしてくれと想いを込めてキャッチャーに声をつなぎます。

こうやって声と相手を想う気持ちが繋がって、一つのプレーが出来上がるのです。

まとめ


ただ単に練習メニューの一つとして、キャッチボールとして取り組まないこと。

キャッチボールには意味があって、その意味がわかると子供たちのエラーが少なくなります。

相手を想う気持ち。

これが野球だけではなくいろいろなところで芽生えてくるのではないでしょうか。

一つのボールをつなぐことから、チームの想いも繋がってきますよね。

指導者だけではなく、大人もこの想いをつなげるよう子供たちに伝えていけるといいですね。

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