ベースボールアドバイザーのチッキーです。

U18の世界大会でも日本の野球は世界と互角に戦えるくらいの実力を持ち、メジャーのスカウトも熱視線を送る時代に来ています。

日本の夏の風物詩とも呼ばれる、夏の甲子園大会。

様々なドラマが生まれ、感動を与えてくれるスポーツとしては皆が応援してくれるスポーツでもありますね。

今回は、高校卒業後すぐに大学や社会人またはプロに巣立っていく高校野球について考えてみました。

それでは早速行ってみましょう!!!

高校野球で聖地甲子園を目指すチャンスはたったの5回しかない



高校球児ならば誰もが目指す聖地甲子園!!!

しかし、高校3年間の中で5回しかチャンスはないのです。

この5回のチャンスを、心身ともに高めて都道府県のテッペンに上り詰めなければいけないのです。

学校数が少ない地域であれば4〜5回勝てば甲子園ですが、学校数の多い地域では8〜9回勝たなければ聖地にはたどり着けません。

しかも夏は気温も高く、マウンドの気温は気象台発表の温度よりはるかに高い温度です。

想像以上の暑さとも戦わなければいけません。

誰しも、この甲子園という聖地でプレーする事を夢みながら日々の練習に励んでいるはずです。

自分を知り、置かれた場所で咲ける人間を目指す



甲子園を目指す高校にとって、野球部員の数はそれぞれです。

少数精鋭で選び抜かれた選手で運営している学校。

マンモス部員の学校。

その他にも色々なことで部員確保やスカウティングで苦労されている学校は多いと思います。

この中から、普段の練習や練習試合等によってベンチ入りメンバーを決めて、その中からスターティングメンバーを決めなければなりません。

ベンチに入ってスターティングメンバーに選ばれたいから、選手は必死になって練習・努力するんですよね!

でも、少年野球や中学野球と違って高校野球は学校の運営や評価もあり、生徒募集にも直結しますからクラブ活動の一環といってもこの大会は別物ではないでしょうか?

公立高校であれば、一つの部活動にだけ力を入れるということはなかなかできないのが現実です。(ある県では露骨にしている県もありますが!笑)

甲子園が決まる大会では、なんとか結果を残したいと思う選手や指導者。

しかし、ベンチ入りメンバーやスターティングメンバーに入れなかった部員もいることは現実です。

ベンチに入れなかった部員(特に3年生)をどうやって納得させ、その後の練習にも支障なく皆で頑張って行けるチームにするのには相当の労力が要ります。

自分の可能性を知ると共に、自分の力を知ることも大切な事となります。

16歳〜18歳ともなれば考え方も大人になってきます。

現実を見つめることもできるようになってきます。

諦めるという事ではなく、自分のあるべき姿を理解するという事だと思います。

「置かれた場所で咲きなさい」という渡辺和子さんが書いた本がありますが、自分がそこで出来る事は何かを考えられることが出来れば、社会に出てもその場で咲くことが出来るのです。

これほど大切な事はありませんし、この事が重要だと考えます。

素直な負けず嫌いが力を伸ばす



少年野球・中学野球・高校野球に進むにつれて、自分に合った指導やトレーニング方法で本来持っている力を発揮する事が出来る子供がたくさん出て来ます。

ひと冬越して球速が10キロ以上速くなったり。

打球がより遠くに飛ぶようになったり。

スローイングの正確性や投げるボールの強さが増したりと、プロも注目するようか選手が増えて来ます。

こちらの

「東京五輪以降の少年野球と指導者の課題について考えてみた」
「可能性は無限大の中学野球を考える」

の中で読んで頂きたい大切な事が書いてありますので、ぜひ一読してみてください。


それは、人間性の力をつけると高校野球では驚くほど伸びる子供がいるという事です。

その伸びる子供に共通している事が負けず嫌いなんですが、ただの負けず嫌いではないんです。

本当に伸びる子供は「素直な負けず嫌い」なんです。

この素直っていうのがポイントですね!!!

間違ったやり方でいくら練習してもそれは成長には繋がらないのです。

確かに練習をした事実はありますが、結果には結びつかない事の方が多いものです。

人の話を聞いて、自分に合っているのかどうか見極めること。

素直になれるかどうかなんです。


意固地になって、これが絶対正しいんだと思い続ける頑固さは、時として間違った結果を導きます。

メジャーで結果を残しているイチロー選手や大谷選手でさえ、メジャーでは日本の時とは違う打撃フォームで結果を出しています。

振り子打法と呼ばれた振り子は、メジャーでは小さくなっていますし、トップの位置のバットの角度でさえ変化しています。

大谷選手は、メジャーの手元で変化するボールを攻略するため、ノーステップに変えて成績を残しました。

これが日本で活躍した時と同じやり方で勝負していたならば、結果はどうでしたでしょうか?

私たちの記憶に残る選手ではなかったように思えます。

やはり環境に応じた素直な負けず嫌いが伸びる秘訣です。

まとめ


素直な負けず嫌いで努力し続けることで、実力も付き周囲から「モンスター」と呼ばれるくらいの選手になる事があります。

試合でも結果を出し、チームのスターとなり色々な注目を浴びる様になります。

そうなると自分の力を過信してしまい、いいところを見せようとするあまりに結果が出ず、空回りする選手もいます。

しかし、素直な負けず嫌いは自分を見失わないので、周囲のことは気にすることなく黙々と努力し続けます。

これが本当のモンスターの姿ですね。

チッキーの無料相談部屋


どんなことでも構いません。こんなこと聞いたら恥ずかしいな?ではなく。

これはどういうことなの?

どうしたらいいの?

何かいい方法はある?

などなど

どんどん相談してくださいね。

相談の際には


・ 野球チーム(軟式or硬式)

・ 年齢

・ ポジション

・ 打ち方

・ 相談内容

・ 今までに試したことのある理論

・ その他

チッキーに無料メール相談してみる