ベースボールアドバイザーのチッキーです

野球選手にとって道具は大切なものです。

新しいものは特に大事にしようと思いますが、道具を大事に使う選手はここ一番のプレーに強いと言われることもありますね。

大切に使っていけば道具も自分の身体の一部となり、良い結果をもたらしてくれます。

普段からしっかりとしたメンテナンス(手入れ)をすることを小学生から身につけることによって、道具の大切さや長く自分に合ったものを使って行けるというメリットがあります。

今回は小学生からグラブの手入れを身につけることについてのアドバイスです。

それでは早速いってみましょう。

グラブは自分の手と一緒



自分の手が汚れていたら、必ず洗いますよね?

グラブは自分の手となり、ボールをキャッチしてくれる道具です。

自分の身体と同じように、綺麗にしてあげることで愛着も湧きます。

グラブを大切に手入れすることで、自分を助けてくれる存在になっていきます。

自分の手にしっくりくる感覚をつけることです。

球際でボールに弾かれることなく、グラブからボールが半分出ていても落ちない強力な味方になってくれる可能性があります。

自分の身体の一部となりうる道具を、しっかりとお手入れする意識を身につけましょう。

グラブの型を大切にすること!


グラブをはめる手の親指と、残りの4本の指がベタッとくっつくような形になることは極力避けましょう。

以下の画像みたいな形です


グラブにはボールをここで捕球することが望ましいという場所があります。

別名ポケットとも言います。

ポケットはちょうどボールが一つ収まるようなスペースです。

よく手のひらでボールを掴みなさいと言いますが、通常のグラブのポケットは親指と人差し指の付け根の間にあるものが多いです。

親指と人差し指に触れずに、ウェブだけでキャッチするとスローイングの時にボールを握りづらくなるので、ポケットや手のひらで捕球しなさいと指導されます。

このように、ボールをキャッチしてから握り返しやすいところで補給するためにポケットで取ることが望ましいのです。

このポケットの形を崩さないように、使わないときには置き方にも注意しましょう。

以下の置き方が理想です。

練習や試合で使った後のお手入れの仕方


練習や試合でグラブを使った後は、練習後や家に帰ってから必ずお手入れはしましょう。

次の日にお手入れする人もいますが、できればその日のうちに行いましょう。

自分の身体の一部だと思えば、汚れたままで次の日を迎える人はいないと思います。

グラブも一緒で、汚れを落としお手入れして次の練習や試合に望みましょう。

お手入れの方法

・ グラブについた汚れ(土など)は、硬く絞った濡れ雑巾等でよく拭き取ります。

・ その後レザーローション等で再度汚れを落とし、グラブが乾いたら布などで乾拭きします。


そうすることで、しっかり汚れが落ちローションも少量ですみます。

ローションを試してみたい方はこちらを試してみてください。

お手入れにオイル系は使用しないこと



グラブにオイルを毎回塗る方もいますが、これは避けるべきです。

早く型を作りたいとか、柔らかくしたいとかという理由でオイルを使いますがこれは間違った知識です。

以下を参考にしてください。

・ 通常のお手入れにはオイルは使用しない。

・ 汚れが落ちていない状態で頻繁にオイルを塗ると、革の表面の毛穴がふさがり、汗などによる湿気が抜けなくなります。
(そうするとあの独特な匂いが発生します)

・ オイルを多用に使用すると、グラブが重くなる原因となります。

お手入れの際に毎回オイルを使うことは避けましょう。

オイル使用は2ヶ月から3ヶ月に一度でOK



毎日行うグラブのお手入れにオイルは避けるべきだという理由はお分かりになりましたよね。

オイルを使うときは以下の時です。

・ ローションでのお手入れの後に、グラブがボールや地面等で擦れた部分のみに軽く塗る程度。

・ 全体には2ヶ月から3ヶ月に一度ほど少量塗る程度。

これがオイルを使うタイミングになります。

オイルと使いたいという方はこちらがおすすめです。

グラブは濡らしてはいけないというのは嘘



雨の中で練習や試合をやったり、汗で濡れてしまったりという時があります。

基本、グラブは濡らさないように使うことが一番ですが、雨が降っている試合中にそれはできません。

ただ、濡れてしまってもその後のお手入れをしっかりすれば大丈夫です。

一番最初に書いた通りに汚れをとり、ローションでさらに汚れを落としたら、陰干しで乾かすと元の通りに戻ります。

まとめ


グラブは身体の一部だと思って、お手入れすることを心がけるようにしましょう。

練習や試合で使った後は、硬く絞った濡れ雑巾等で汚れを落とします。

次にローションでさらに汚れを落とし、オイルは使わないようにしましょう。

オイルはボールや地面などで擦れた箇所にだけ少量を塗ること。

2ヶ月から3ヶ月ぐらいに一度程度全体にオイルをつけるのがベストです。

オイルの塗りすぎで重くならないように注意しましょう。

また、匂い対策にもなります。

臭った場合は、消臭剤を吹きかける手もありますが、あまり効果は期待できません。

野球選手にとって道具は大切なものです。

必ずお手入れするように心がけましょう。

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