ベースボールアドバイザーのチッキーです。

子供たちがプロ野球を夢見ることは野球界にとっても大切なことです。

そんなドラフト候補に上がっているJ F E東日本の今川優馬選手のバッティングのレビューです。

それではさっそくいってみましょう。

トクサンT Vで絶賛の今川優馬のバッテイング



鋼のような肉体から繰り出すパワースイング。

ボールがピンポン球のように飛んでいく。

これが日本人なのかと想うくらい大胆なバッティングフォーム。

甲子園にも出場し、大学選手権でも活躍。

社会人野球の若獅子賞を取るなど輝かしい成績を収めている。

ここからはドラフト候補でもある、今川優馬の独特なバッテイングフォームを見ていきましょう。

プロが注目する今川優馬の野球歴


今川優馬は北海道で生まれ、小学3年生から野球を始めました。

少年野球から中学では軟式野球部に所属し、高校は北海道の名門校東海大学附属第四高校(現・東海大付属札幌高校)に進学しました。

高校3年の最後の夏の大会で甲子園出場を果たしています。

その後、北海道東海大学に進学し大学3年生の時には全日本大学野球選手権ではホームランを打っています。

大学4年時には全日本大学野球選手権の出場資格をとったものの部員の不祥事で辞退となってしまいました。

大学時代にプロ志望届を提出しましたが指名されず、4年生の冬に日本人で初めてアメリカの「INTERNATIONAL POWER SHOWCASE」に出場しました。


そこでアマチュア選手のホームランダービーに相当するもので、約40名が出場した大学生部門で11位タイの成績を収めました。


大学卒業後は社会人野球のJ F E東日本に就職し、1年目から出場し新人賞と言われる若獅子賞をとるなどさらにプロの目に留まる存在となった。

小・中学生は今川優馬の独特なバッティングフォームはマネてはいけない


動画の45秒からのバッティングを見てください。

逆方向にとんでもない飛距離の打球を放っています。

今川優馬のバッティングの特徴は

・構えのスタンス幅が広い

・スイング時に軸足が浮く

・左脇が開いている

このような特徴が挙げられます。

一見、少年野球や中学野球の指導者からすると子供たちには絶対にやって欲しくない打ち方ですね。

まだまだ体が出来上がってない小学生や中学生は、強靭な体を作ってから真似しましょう。

置きティーでフォーム確認は真似してみよう


パワフルなバッティングをする今川優馬ですが、基本練習を最も大事にしています。

1分35秒からの動画を見てください。

置きティーと言われる練習です。

メジャーの選手もこの練習は非常に多くの選手が取り入れています。

ベースボールアドバイザーのチッキーもこの練習方法はとてもいいと思います。

気になるかたはこちら
↓ ↓ ↓
一人で出来るバッティング練習の置きティーでポイント感覚を身につける


今川優馬の置きティーのチェックポイント

・ボールの軌道にバットを入れること

・手首をこねないようにすること

・インサイドアウトでボールの内側を打つ

これらを意識して練習しています。

小学生や中学生、高校生でもこの技術は高度なのでチッキーはお勧めしません。

力のないバッターはインコースを脇を開けて打つ打ち方をマネるのは危険


今川優馬ののインコースの打ち方です。

動画の2分35秒から見てください。

インコースを左脇を開けて打っています。

それによってバットの芯がインサイドから出てきて芯に当てやすいという理論です。

外人の選手に多い打ち方ですね。

スイングスピードがある今川優馬ならではできる打ち方です。

特にスイングスピードがないバッターがこれをマネルト、空振りが多くなってしまいます。

初めからマネするのは危険です。

最短は最速ではないという物理的理論は納得いくが、小・中学生はマネすべきではない


今川選手はいろいろな理論から自分の体に一番適しているスイングを目指していると思います。

その中で最短距離にバットを出すことは最も早くバットを振れることとは違うということを考えたのだと思います。

動画の3分30秒からを見てください。

脇を開けずに行う動作と、ボールのラインに入れる動作を行なっています。

一般的な指導者は脇を開けるなと言いますが、今川優馬はそれも承知の上で今まで経験して自分の体にあったスイングを身につけようとしているのでしょう。

理論を知らないでこのフォームをマネするのはバッティングを崩すことになります。
特に小学生や中学生がこのフォームをマネすると、空振りやフライが多くなりますのでオススメしません。

ロングティーも置きティーでフォーム確認はマネしよう


バッティング練習の後には日課としてロングティーを取り入れている今川優馬。

しかもやはり置きティーでやっています。

バッティイング練習では大概ティーバッテイングが主流です。

しかも、トスをしてくれる相手がいる練習が多い中、今川優馬は置きティーにこだわっていますね。

このロングティーで飛ばすことは大変難しいのです。

しかも置きティーの場合はより難しくなります。

それなのに今川優馬は軽々とスタンドに放り込んでいます。

動画の8分42秒を見てください。

大学生が打ってもなかなか飛ばないものです。

小学生や中学生なら尚更飛びません。

しかしこの練習はベースボールアドバイザーのチッキーも超お勧めします。

そのポイントは

・インパクトのポイントがわかる

・力いっぱい振ったとしても飛ばないことがわかる

・上半身と下半身の力が合わないと飛ばない

・ボールの下にバットを入れないと飛ばない

・ボールにスピンをかけないと飛ばない

などなどバッティングに必要な動作が、この練習だけでもわかるからです。

今川優馬はアメリカに行って、肉体的に進化しなければならないことと、理論的に練習しないと上達しないことを身に持って体験したのですね。

まとめ


日本人でもこのようなバッティングフォームで打てるバッターが出てきていることはこれからが楽しみです。

今川優馬は足も早く肩も強いです。

バッティングも長打力が魅力的です。

しかし、三振が多いことによりプロもドラフトで指名するにまでは至っていないのではないでしょうか。

数字の打率よりも三振をいかに少なく、確立的なものを重要視するのは勝負の世界だからわかるような気もします。

強靭な肉体があって、理論に基づいてこのようなバッティングフォームにチャレンジすることはいいと思います。

しかし、まだまだ体が出来上がっていない子供たちがチャレンジするのは、チッキーはおすすめしません。

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