ベースボールアドバイザーのチッキーです。
お笑い芸人のめくるくんが新打撃理論の令和スイングを編み出しました。
しかしこれには賛否両論が飛び交っています。
今回は、新時代のバッティング理論についてのレビューです。
それではさっそくいってみましょう。
GATTINチャンネル常識をぶち破る新時代打撃論
令和スイングを編み出しためくるくんが、バッティングが弱い大人に令和スイングを伝授しています。
令和スイングの詳細とめくるくんを知りたい方はこちら
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令和スイングはなぜ力のないバッターでも遠くに飛ばす事ができるのか
令和スイングは、ある意味非常に優れたバッティング理論だと思います。
小学生から大人まで、ボールのインパクト部分については、わかりやすいのではないでしょうか。
ここからこの令和スイングのポイントを見ていきましょう。
GATTINチャンネル令和スイングは下から出してヘッドを立てる!
この動画の4分20秒からの説明をみてください。
めくるくんが令和スイングの特徴とも言える、バットの動きについて説明しています。
前半部分はベースボールアドバイザーのチッキーも納得できます。
しかし、5分30秒の外角低めのボールの捉え方には疑問点があります。
手だけの動きですと、それは可能かもしれませんが、下半身の動きをつけるとあの様な動きは試合では凡打になるケースが多いのではないでしょうか。
外角低めの一番自分から遠い所のボールを、踏み出した足の膝が突っ張った状態でスイングすることは非常に無理があります。
プロのバッターではその様なスイングをしているバッターはほとんどいません。
この動きを参考にするならば上半身の動きだけ参考にすると良いと思います。
GATTINチャンネル令和スイングはテコの原理
続いて7分28秒からの動画です。
実際にティーバッティングでバットの軌道の説明をしています。
ここで令和スイングのポイントです(右バッターの場合)
・ 左手の動き(動画7分38秒)
・ 右手の動き(動画7分40秒)
この練習はとても理想的です。
バッティング練習はどうしても両手でバットを持って練習しがちです。
この動画の様に、片手で練習することによってそれぞれのパーツの正しい動きが身につきます。
西武の山川穂高も実際に行なっています。
こちら ↓ ↓ ↓
西武ライオンズ山川穂高のホームランの秘訣は片手打ち練習にある
ヤクルトの山田哲人も同じ様な理論で練習をしています。
こちら ↓ ↓ ↓
トリプルスリーヤクルト山田哲人バッティングの秘訣はティーにある!
この動きは小学生でも取り入れて練習することをお勧めします。
令和スイングは真横からのティーバッティングで軌道修正!
インパクトが弱い選手にはこの動画の9分26秒からの説明がポイントです。
普通のティーバッティングは斜め前からボールを上げてもらいます。
しかし、インパクトが弱いバッターには、令和スイングのバットの軌道は真横からトスを上げてもらうとバットの軌道がよくわかります。
めくるくんはこの表現を「バットのヘッドを先に抜かす!」と言っています。
スイング時のトップの状態からできるだけバットを遊ぶ(力を抜く)様に持ちながら、バットのヘッドを返していくという意味ですね。
簡単な様に見えますが、バットを強く振ろうとしている本人にはちょっと最初は違和感があるでしょう。
あくまでもバットの軌道の修正ですので、真横からのティーバッティングはチッキーもお勧めです。
ちなみにプロ野球で3度の3冠王をとった落合博満はバッティングマシーンで真横からのボールを打っていましたよ。
一人で出来る令和スイング練習法
一人でも出来る令和スイングの練習方法を紹介しています。
10分53秒からの動画をみてください。
普通に持つバットの握りとは逆に右手と左手のにぎりを入れ替えます。
そのままスイングすることで、後ろ側の手の動きを身につけれる様になります。
できればこのバットの握りでティーバッティングをすると非常に効果的です。
チッキーの令和スイング打撃理論の感想
新時代のバッティング理論としていま注目をあびている令和スイング。
大学野球まで経験したお笑い芸人めくるくんが、令名の令和スイング。
ネットの世界でも賛否両論ですが、高校野球指導者のチッキーが感じたことは、各パーツごとの練習やバットのヘッドを返すという表現は非常に好感が持てます。
高校野球は金属バットで、どこに当たってもある程度飛んでしまい、本来のバッティング理論とは矛盾するところが多々あります。
少年野球や中学生にも言えることですが、ボールに当てることができないと、試合にも出られないし、実際面白く無くなってしまうと思います。
しかし、上のレベルの野球を経験したいのであればあえてこの練習を取り入れる価値はあると思います。
令和スイングはメリットばかりでもなく、デメリットも確かにあります。
デメリット
・ 高めのボールの対応が難しいこと。
・ ストレートを待っていて変化球が来た時の対応が説明されていないこと。
・ スピードボールの対応が難しいこと。
以下の点が挙げられます。
一定のレベルに達した選手はこれらの対応に難しくなるので、対策を考えなければなりません。
ただし
・現時点でインパクトが弱い選手。
・いつも詰まってしまう選手。
・引っ掛けてばかりいる選手。
に、とっては新打撃理論として君臨するのではないでしょうか。
令和スイングを取り入れる価値はあると思います。
まとめ
令和スイングは賛否両論あります。
しかし、高校野球監督経験者のベースボールアドバイザーのチッキーは、令和スイングのパーツの練習は極めて取り入れることをお勧めします。
めくるくんもバッティング理論は十人十色で、必ずしも全ての人に合うものはないというのが前提です。
しかし、上半身や下半身、腕の動きや足の動きなど各パーツの練習方法は多種多様です。
その中でも令和スイングの上半身の動きは、非常に効率的で練習に取り入れる価値があると私は考えます。
少年野球から社会人の全ての方に、取り組める要素があると思います。
どの練習を取り入れたらいいかわからないなどありましたら、下記の無料相談に問い合わせてくださいね。
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